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唐泊を知る

唐泊は「からとまり」と読みます。
福岡市西区宮浦にあり、行政区や住所としては記載されませんが、宮浦の中で漁村漁港のある地区を唐泊といいます。 平成18年現在、宮浦の人口は約900人。そのうち、唐泊の人口は約500人を占めます。 唐泊の歴史は古く、次のような紹介が記載されています。

「唐泊は博多湾の入口に位置し、東に突出する蛭子(えびす)崎によって玄界灘の風波を避けているため、古く奈良朝時代から那の津に入出港する船舶の寄港地として栄えていた。当時、韓国や中国の客を接待する館亭が置かれていたので、韓亭あるいは唐泊と名づけられたといわれている。」
『福岡市漁村史』(福岡市漁業協同組合 1998年)171頁
唐泊(からとまり)航空写真

唐泊の漁業

唐泊では主に次のような漁業を行っています。

  • タイ二双吾智網(曳き網) ・・・ 4月~12月
  • あぐり網(まき網) ・・・ 1月~3月(※都合により現在は休漁中)
  • カナギ網 ・・・ 3月(※カナギ=イカナゴのこと)
  • カキ養殖(※詳細は恵比須かきを参照)
そうごち網漁業操業図

上記以外にも一本釣り、採貝、建網、イカ籠などありますが、唐泊の水揚げの中心となっているのは、タイ二双吾智網とカキ養殖です。ここでは、タイ二双吾智網を少し説明したいと思います。
吾智網シーズンの4月から12月。昼間は比較的静かな漁協1階部分の荷捌き所ですが、夕方になると運搬用のトラックが入ってきて、地区内にアナウンスが鳴り響きます。船の帰港時間を知らせる放送です。
現在、唐泊では昭和丸・豊久丸・共栄丸・共漁丸という4統の二双吾智網漁船が操業しています。
では、出荷までの様子を紹介します。

出荷までの様子

19時前後に帰港する船
早朝4時頃に出港し、19時前後に帰港します。

水揚の準備
船が着岸するのに合わせて、魚箱に敷く氷、トラックに積み込むためのローラーを準備します。


皆で積み込みの作業
船員、漁協職員、船員の家族等が中心となって、みんなで協力して積み込みの作業を行います。

大忙しの箱詰め作業
大漁のときは箱詰め作業も大忙し。


バトンリレーのような作業風景
バトンリレーのように、次々と箱を流していきます。

保冷のための氷
氷も手作業で1つ1つ敷いていきます。なかなか大変です。

積み込みのためのトラック
そして無事に積み込みが終わったら、そのまま魚市場へと運ばれます。
笑顔いっぱいの子供たち
(オマケ)子供たちがたまたま見学に来ていたので記念撮影。

このコーナーは、徐々に内容を追加していきます。お楽しみに!